ランチの時までお湯が熱々な高性能な魔法瓶。
ガスストーブでお湯を沸かさなくても、山頂でコーヒーやスープなどの暖かいものが飲めるスグレモノです。中にはカップラーメンが食べられるほど保温力が高いものも。
最近はアイテム数も増えて嬉しいのですが、逆にどれを選んだらいいのか悩んでしまう人も多いのでは無いでしょうか?
ということで、本記事では山で使える保温ボトルのおすすめをピックアップ!最後まで読んで頂ければあなたにピッタリの保温ボトルが見つかりますよ。
登山に高性能な保温ボトルがおすすめな理由
僕が登山に高性能保温ボトルを持っていくのは2つの理由。
- 手軽に温かい飲み物を楽しめる
- 緊急時は温かい飲み物は体温保持に重要
手軽に温かい飲み物を楽しめる
登山の楽しみの一つに山頂や休憩時などに飲む温かいコーヒーやココア。
頑張ったご褒美になるし、最後まで頑張ろうという元気も出ます。
また、下山後に思い返すと、山頂で飲んだ温かいコーヒーが忘れられないなんて言うこともしばしば。
景色のいい山頂で飲む温かいコーヒやココアは、登山の醍醐味です!
トラブル時の体温低下防止に役立つ
2つ目の理由はトラブル時の体温低下を防ぐというもの。
怪我で動けなくなった時など、温かい飲み物によって体内から体を温めることができます。
そんな時に、保温ボトルにお湯があれば、その都度お湯を沸かさなくて済むので手間が省けます。
もしものときのためにも保温ボトルがあると安心感があります。
登山向け保温ボトルのおすすめ
保温ボトル | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力 (6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|
サーモス 山専ボトル | 0.5
0.75 0.9 | 260
330 360 | 0.5L:77℃以上 | コップ式 |
モンベル アルパインサーモボトル | 0.35
0.5 0.75 0.9 | 240
265 360 380 | 0.5L:78℃ | コップ式 |
ニトリ N-HEATEX | 0.5
0.75 1.0 | 380
470 500 | 85℃以上 | コップ式 |
アトラス テンピーク | 0.53
0.75 0.90 1.20 | 325
410 450 650 | 0.5L:81℃以上 | コップ式 |
シグ ジェムストーン | 0.5
0.75 1.1 | 290
350 480 | – | コップ式 |
サーモス 真空断熱チタンボトル | 0.5 | 210 | 0.5L:保温69℃以上 | コップ式 |
コールマン ダブルステンレスボトル | 0.35
0.59 | 250
315 | 0.59L:76℃以上 | 直飲み |
REVOMAX DWF-20137B | 0.27
0.39 0.49 0.62 1.0 | 215
274 320 349 482 | 0.49L:74℃ | 直飲み |
スタンレー マスター真空ボトル | 0.75 | 890 | 0.75L:85度以上 | コップ式 |
山に持っていくなら保温力が高くて、軽量な保温ボトルがおすすめ
サーモス
山専用ステンレスボトル
山に特化した保温ボトルの代名詞的存在
山の保温ボトルといえばこれ!というほど人気の定番アイテム。グローブをしたままでも開けやすい、フタやダブルスクリュー栓なので、いちいちグローブを外さなくても済みます。全体の重量も軽く設定されているので、負担も少ないのがありがたいです。
保温ボトル | 価格 | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力(6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|---|
サーモス 山専ボトル | 6,050円 6,600円 7,150円 | 0.5 0.75 0.9 | 260 330 360 | 0.5L:77℃以上 | コップ式 |
モンベル
アルパインサーモボトル
価格・性能・重量のバランスがいいモデル
保温ボトル | 価格 | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力(6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|---|
モンベル
アルパインサーモボトル | 3,300円
3,850円 4,400円 4,950円 | 0.35
0.5 0.75 0.9 | 240
265 360 380 | 0.5L:78℃ | コップ式 |
アトラス
テンピーク
低価格ながら、性能の高いモデル
保温ボトル | 価格 | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力(6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|---|
アトラス
テンピーク | 2,580円 2,780円 2,980円 3,980円 | 0.53
0.75 0.90 1.20 | 325
410 450 650 | 0.5L:81℃以上 | コップ式 |
ニトリ
N-HEATEX
「お値段以上」も納得な高性能・低価格モデル
保温ボトル | 価格 | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力(6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|---|
ニトリ
N-HEATEX | 2,490円
2,790円 2,990円 | 0.5
0.75 1.0 | 380
470 500 | 85℃以上 | コップ式 |
シグ
ジェムストーン
デザイン性の高い高機能モデル
保温ボトル | 価格 | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力(6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|---|
シグ
ジェムストーン | 5,060円
5,940円 6,490円 | 0.5
0.75 1.1 | 290
350 480 | – | コップ式 |
サーモス
真空断熱チタンボトル
憧れの真空断熱チタンボトル 在庫があれば即買い必至
保温ボトル | 価格 | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力(6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|---|
サーモス
真空断熱チタンボトル | 14,300円 | 0.5 | 210 | 0.5L:保温69℃以上 | コップ式 |
コールマン
ダブルステンレスボトル
コスパに優れた低価格モデル
保温ボトル | 価格 | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力(6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|---|
コールマン
ダブルステンレスボトル | 1,680円
1,980円 | 0.35
0.59 | 250
315 | 0.59L:76℃以上 | 直飲み |
REVOMAX
炭酸飲料も可能な新時代の保温ボトル
保温ボトル | 価格 | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力(6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|---|
REVOMAX
DWF-20137B | 4,400円
4,840円 5,500円 5,500円 6,490円 | 0.27
0.39 0.49 0.62 1.0 | 215
274 320 349 482 | 0.49L:74℃ | 直飲み |
スタンレー
マスター真空ボトル
無骨なデザインが目を引くタフなモデル
保温ボトル | 価格 | 容量(L) | 最小重量(g) | 保温力(6時間後) | 飲み口タイプ |
---|---|---|---|---|---|
スタンレー
マスター真空ボトル | 9,900円 | 0.75 | 890 | 0.75L:85度以上 | コップ式 |
登山向け保温ボトルの選び方
保温力と軽量性に注目
保温力に優れていれば、温かい飲み物を長く楽しむことができます。お昼ごはんの時に温かいスープやカップラーメンを作るなんてことも可能。
ストーブを使わなくても温かい飲み物が作れるので時短にもなります。
軽量性
保温力が高くて、さらに軽ければ山にはうってつけ。
基本的にお湯を保温するためのアイテムなので、できるだけ軽いほうが有利です。
保温性
長く温かい飲み物を楽しむためには保温力も大切。
どの保温ボトルも真空構造を採用していて十分保温力はあります。ですが、さらに注ぎ口の構造とキャップの仕様も保温力に影響します。
注ぎ口が狭い保温ボトルほど、温度を保つ性能が高くなります。
キャップはスクリュータイプでコップのフタになっているものが保温力が高いです。
注ぎ口が狭いと氷が入れられなかったり、スクリュー&コップ式は飲む時に手間がかかるなど、不便もあります。
ですが、保温性という部分ではこの2つが重要になってきます。
保温ボトルを持って登山に行こう
本記事では山に持っていくのにおすすめな保温ボトルについてご紹介しました。
僕は山に行くときは保温ボトルを持っていく事が多いですが、その理由は主に2つ。
- 休憩時に温かいものを口にできる
- 緊急時に体温保持のための温かい飲み物が確保できる
とくに緊急時のことを考えて持っていくことが多いです。
また、一部の山では火気厳禁のところ(例:秩父の宝登山)などもありますので、ストーブが使えない場所でも重宝します。
「まだ、保温ボトルを持っていない」、「普段使っている保温ボトルは保温力が足りない」という方は、この記事でご紹介した保温ボトルを試してみてはいかがでしょうか?
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