この記事ではノースフェイスのクライムライトジャケットをブログレビューします。前から気になっていたノースの定番レインウェアは予想以上のコスパでしたよ。
もし、友人から「初めてのレインウェアは何がいい?」と聞かれたら、きっとこの「ノースフェイスのクライムライトジャケット」をすすめるでしょう。その理由は、
- デザインも良く
- 機能もよく
- お値段も悪くない
登山でもキャンプでも使える機能性と耐久性の高さ。そして普段使いもできてしまうデザインの良さがその理由です。
実際試着してみると、レインウェアとしての基本性能は十分なうえ、日本人の体型によくマッチしたデザインで袖が長すぎたりなんて言うことがありません。
初めての一着にどんなレインウェアを買ったらいい?とお悩みの方にはぜひおすすめしたいノースフェイスのクライムライトジャケットをご紹介!
⬇もっとレインウェアを知りたい方は下記の記事が参考になります。
ノースフェイス クライムライトジャケットをブログレビュー
クライムライトジャケットの裏地がマイクログリッドバッカーで驚きのしなやかさ
クライムライトジャケットは防水透湿性素材として有名なゴアテックスを利用しています。
ゴアテックスにも色々種類があって、軽量性を追求したものや、透湿性を追求したものなど、使用状況によって使い分けられています。
このクライムライトジャケットはゴアテックスファブリックの中でも耐久性のあるマイクログリットバッカーというタイプを使用。
裏生地が目の詰まった耐久性のあるモデルなので、ある程度雑に扱っても大丈夫ですし、長いこと使うことができるモデルとなっています。
あと、一つ付け加えるならばゴアテックスを利用するためには非常に厳しい基準をクリアしなければならないらしいです。
それは、使われる生地だけのはなしではなく、雨の中でも水が侵入しないようなデザインかどうかも問われるとのこと。
下の写真を見るとわかるのですが、ジッパーをしめると首元は顎の下までしっかりと襟が立ち、外部からの雨の侵入を防ぐ形になっています。
つまり、ゴアテックスを使用しているというだけで、生地だけではなくデザインとしてもしっかり雨を防ぐ仕様になっているという証拠になります。
確かに、ゴアテックスのジャケットは袖口がしっかりベルクロで閉じられるようになっていたり、全面のジッパーを閉めてフードをすると、空いている隙間が最小限に押さえられていたりと、雨の侵入をコレでもかというくらい防ぐデザインになっています。
これがゴアテックスの信頼感は実はこんなところにもあるのです。
持ち運びが苦にならない軽さ
クライムライトジャケットは名前の通り、ライト=軽いのがこのジャケットの特徴です。
筆者のXLサイズは298g。300g切っています!
公称値ではLサイズで270gとのこと。
外国製の同タイプのレインウェアだと400g前後が標準的なので、その軽さはやはり特筆モノです。
これだけ軽いと、荷物を少しでも減らしたい登山の時でも躊躇なく持っていくことができますし、「今日は晴れているから荷物になるレインウェアは持っていかない」というあってはならない発想に至ることもないでしょう。
また、スゴイなと思ったのは軽さモデル名につけるくらいなのに、使用しているゴアテックスは耐久性のあるマイクログリッドバッカーを使用しているところ。
同じゴアテックスでも軽量性を追求したゴアテックスC-KNITやゴアテックスパックライトというシリーズがあるのに、あえてそれは使わずに耐久性のあるゴアテックスマイクログリッドバッカーを採用しています。
きっと、耐久性は落とさずに重量のみを落とすためにデザインをシンプルにしたり、縫製箇所を少なくしたりといろいろな工夫がなされた上でのこの数字なんでしょうね。
レギュラーフィットで中にフリースも着込める
公式サイトではクライムライトジャケットはスリムフィットと紹介されていますが、他社製品のもっとスリムなモデルから考えると、レギュラーフィットといってもいいくらいのシェイプです。
私は内部にフリースなどを着込むことを考えて、少し大きめを選びました(180cm,73kgでXLを選択)。
これなら、雨の時以外でも休憩中に寒さを凌ぐためにフリースやダウンの上から羽織る事も可能です。
あまりスリムすぎるジャケットだと、着ているダウンの嵩を潰してしまい保温力を下げる事もあるので、ダウンとの組み合わせを考えたら少しゆとりのある方がいいと思っています。
また全体的に動きやすい作りで腕を大きく上げても突っ張る感じはありません。
ゆったりと着たい方は少し大きめを、タイトに着たい方は少し小さめを選択するといいでしょう。
調整可能な大きめのフード
胸には大きめのポケットが左右に2つ。物をたくさん入れることもできるし、ちょっと手が寒いときはポケットに突っ込むこともできます。
リュックを背負っても肩ベルトと干渉しない位置にあるのでポケット内へのアクセスも容易です。
登山中は荷物の出し入れをする際にいちいちリュックを背中から下ろすのは面倒です。こんな大きなポケットがあれば便利すぎて、おやつもスマホもパンパンになるくらいいれてしまいます。
ポケットのジッパーは止水ジッパーではなく、通常のジッパーにフラップを設けて水の侵入を防ぐ仕様になっています。
これなら、ジッパーが気づかぬうちに半開きになっていて、ポケットの中に水が溜まってしまうなんていううっかりミスを防げます。
袖口は細めのベルクロで調整
裾のドローコードで風と雨の侵入をシャットアウト
風が強い稜線歩きなどの時は、裾の隙間からも冷気や雨が侵入してくることも考えられます。
その点、クライムライトジャケットは裾にもしっかりとドローコードがあるので、隙間をシャットアウトすることができるので体温保持も心配ありません。
撥水性もバッチリ
ご覧の通り撥水性もバッチリです。
ただ、撥水性はしっかりメンテナンスをしないと次第に落ちていきますので、選択をこまめに行なったり撥水剤を塗布したりしてくださいね。
ノースフェイス クライムライトジャケットは値段が良心的 税込33,000円
- 超軽量
- ゴアテックスマイクログリットバッカー使用
- デザインがかっこ良く普段利用もOK
- レインウェアとしての機能は十分
- ノースフェイス製
これだけの機能を備えていて、税込33,000円。
ノースフェイスは少しお高めのイメージがあるのですが、これだけのスペックでこの値段なら「買い」です。
デザイン的にもポケットが止水ジッパーではないところがカジュアルでお気に入りです。
登山のみならずキャンプや野外フェス、日常着としても幅広く使える応用範囲の広さを考えるとこの値段は良心的としか思えません。
また、毎年新色が発売されているので、新作を狙ってもいいですし、旧モデルは楽天などで割引対象となって、さらに安く買うこともできます。
一度、ネット通販サイトを覗いてみてくださいね。
ノースフェイス クライムライトジャケットは初めてのレインウェアとしてとてもおすすめ
もし初めてのレインウェアで
- コストパフォーマンスも良く、
- かっこいい物を、
- そして機能も妥協したくない
を探しているのであれば非常におすすめなノースフェイス クライムライトジャケットはかなりのおすすめです。
毎年、いろいろなカラーも発売されているので、他の人とも被りづらいのもありがたいです。
ということで、ノースフェイスクライムライトジャケットのご紹介でした!
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