アウトドアで簡単にできて体も温まるならインスタントラーメン。
簡単に作れるインスタントラーメンはアウトドアでの定番&強い味方です。
ただ、一般的に使われている丸型のコッヘルだと、四角い形状のインスタントラーメンを調理するのには不便もあり、半分に割って調理するか、棒ラーメンにするかの選択肢になってしまいます。
そこで便利なのがは四角い形状が特徴の「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」。コレを使えば四角いインスタントラーメンも割らずに調理できます。
ユニフレームは世界的にも有名な金物の町、新潟・燕三条のアウトドア・キャンプ用品メーカー。そのユニフレームが作る、角型山クッカーが「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」です。
今回はファンも多い「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」をブログレビューします
⬇登山向けのクッカーをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
ユニフレーム 山クッカー 角型 3のスペック
- 直径約13cmの鍋(大)が1
- 直径約11cmの鍋(小)が1
- フライパンが1
の3つがセットになっています。
素材は軽量金属のアルミが使われています。ただ、厚みがあるので、軽量過ぎず強度もしっかりあります。そのため、調理をしていても均一に広がりやすく、一部だけ熱くなりすぎて焦げるというのが少ない印象です。
以下、細かいスペックです。
収納サイズ | 約140×147×88mm |
本体サイズ | 鍋 大:約12.7×12.7×7.45(深さ)cm 鍋 小:約10.8×10.8×6.4(深さ)cm フライパン:約13×13×3.4(深さ)cm |
材質 | 鍋本体・フタ:アルミニウム・アルマイト加工 フライパン:アルミニウム・フッ素樹脂加工 ハンドル:ステンレス鋼 ツマミ:フェノール樹脂 |
重量 | 総重量:約449g |
満水容量 | 鍋 大:約1.0L 鍋 小:約0.6L |
炊飯量 | 鍋 大:2合 鍋 小:1合 |
付属品 | 収納ケース |
定価 | 7500円(税込) |
重量面で見ると、もっと軽量なクッカーは世の中にたくさんありますが、調理のしやすさにメリットのあるクッカーです。
ユニフレーム 山クッカー 角型 3の特徴
もう我慢しなくていい、あのお気に入りのラーメンが山でも作れる
筆者の好きなインスタントラーメンは「明星の中華三昧」。
角型コッヘルの最大のメリットは、好きな袋麺を選べる所。サッポロ一番でも中華三昧でもOKです、
実際に中華三昧を茹でてみると、上の写真のように「ピッタリ」コッヘルに収まります。まるで、中華三昧のサイズに合わせたかのよう!
これを山で食べたられたら、それだけで最高です。
別に半分に割って調理しても、味はそんなに変わらないと思います。
あと、棒ラーメンにも美味しい商品がたくさんあるのは知っています。ちなみに筆者が愛する棒ラーメンは「五木食品の熊本もっこすラーメン」です。
ユニフレーム 山クッカーは炊飯もしやすい。鍋のサイズは1合用と2合用が選べる
「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」はラーメンだけの鍋ではありません。しっかり米たきもできます。
しかも大きい鍋なら2合、小さい鍋なら1合と分量に合わせて鍋を使い分けられます。
ということで、「小さい鍋」で「1合」を炊いてみました。
- 米1合
- 水200cc
を鍋の小のほうに入れます。
すると、内側にあるリベットの下2つの位置に(米+水)のラインが合いました。
1合のお米を炊く時のとてもわかり易い目印になります。
しっかり、給水させて、米炊きを開始。
蓋をして15分ほど炊いたら、しっかりとご飯が炊きあがりました。
鍋の小なら1合が炊け、鍋の大なら2合が炊けます。これなら、「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」ひとつで1人だけでなく、2人分の調理にも対応できます。
「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」ならラーメンライスセットが食べられる
ということで、好きなラーメンとお米が揃えば、ラーメンライスセットの完成です。
カロリーが気になるラーメンライスですが、アウトドアでたくさん遊んだ時や登山の時なら、気兼ねなく食べられそう。
だけど、もう一品餃子も欲しくなります。
「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」なら餃子もきっちり並べられる
「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」は角型のフライパンもついています。
このフライパンは餃子を焼くのに適していて、隙間なくピッタリと餃子が収まります。
さらに、鍋の大の蓋がフライパンに(なんとなく)合うので、餃子を蒸し焼きに刷ることも可能です。
フッ素樹脂加工がされているフライパンですが、長く使っていると焦げ付くことが出てきたので、クッキングペーパーを敷いて焼いています。
いいですよ、餃子!
鍋が2つとフライパンのセットで、3品作れる
ということで、「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」ならラーメンライス餃子セットが作れます。
アルミ素材ながら厚手なので、熱のまわりも良く、お米が焦げ付くことが少ないです。
つまり、調理しやすいコッヘルです。
アイデア次第ではこの角形の形状を生かした、調理がまだまだできそうですね。
「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」は角からお湯が注ぎやすい
食後にはコーヒーを飲みたいもの。
インスタントでもいいですが、手軽なドリップコーヒーもアウトドアでは活用できます。
「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」なら角の部分を使えば細口のお湯を垂らすこともできます。
ちょっと本格的にコーヒーを入れたいときにも使えそうですね。
ちなみに細口のお湯を注ぐ時のコツは、取っ手側の角からお湯を注ぐことです。このほうが水量を調節しやすかったですよ。
ユニフレーム山クッカー 角型 3のここが気になる
とても使いやすい「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」ですが、いくつか気になるところも。
気をつけないと取っ手が熱い
熱くなりにくいステンレスの取っ手ですが、それでも長時間調理していると熱を帯びて、熱くなってきます。
うっかり握ると熱いので、気をつけて触るようにしてください。
ただ、とっても含めてオール金属なので、焚き火料理にも使えそうです。
空の状態だと、バランスが悪い
中身が入っていない状態でバーナーの上に置くとひっくり返ることがあります。ステンレスの取っ手が重たくて、バランスが悪いよう。
バーナーに乗せる時は中身を入れてからか、慎重にバランスを取るようにしましょう。
比較したい!角型クッカーのラインナップ
モンベル アルパイン クッカー スクエア 12
取っ手にシリコンゴムが付いているため安心して持つことができます。口コミでも使いやすいと評判です。
トランギア メスティン
今や大人気のメスティン。シンプルなアルミの飯盒ですが、そのシンプルさが使いやすく、アレンジ次第で色々な用途に使えます。
SOTO ミニマルクッカー 角ST-3108
非常にシンプルなSOTOのミニマルクッカー角。肉厚なアルミ素材を使っていることで、耐久性と保温性が期待できそうです。取っ手はリフターを使用するタイプなので、焚き火などにもガンガン使えそうです。
まとめ:ユニフレーム 山クッカー 角型 3は角型を活かした調理ができる
お気に入りのインスタントラーメンを割らずに調理できる「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」。
その独特の形状から、アイデア次第ではまだまだ調理の幅が広がりそうです。
このクッカーを手に入れてから数年使っていますが、厚手のアルミ素材なので凹むことが少ないです。
その点も長く使えそうで、気に入っています。
調理の幅が広がる、「ユニフレーム 山クッカー 角型 3」のブログレビューでした。
⬇登山向けのクッカーをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。