登山初心者さんに撮ったら、はじめての登山リュックは何がおすすめなのかわからないもの。
「登山初心者だけど、どんなリュックがいいのだろう?」
「普段使っているデイバッグじゃダメなのかな?」
「趣味として続けたいから、長く使えるのがいいな」
そんな疑問もお持ちなのではないでしょうか?
この記事では、登山リュックの「選び方」とか「最適な容量」とか「おすすめリュック」などを詳しく解説。
この記事を最後まで読んで初心者にピッタリの登山リュクを見つけてくださいね。
⬇登山リュックのおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事も参考になります。
初心者のあなたが選ぶべき登山リュックとは?
趣味として登山を始めたい初心者さんを想定
あなたが登山初心者なら、最初に登る山はこのくらいを想定しているのでは?
登山初心者さんが最初に登る山は?
- 都市近郊の日帰り低山(高尾山とか)
- 往復5時間以内の行程
- 季節は雪のない春から秋
ぼくも最初はこのくらいの山からはじめました。ゆっくり歩いて往復5時間でも、下山の時はヒザがガクガクと震えるくらいきつかったです。
そしてもう一つ。あなたが、
- 登山を趣味として続けていきたい
という気持ちがあるという方として話を進めていきます。
というのも、ぼくの経験談ですが、初心者だからといってリーズナブルな道具を買っても、登山を続けていくうちに結局は物足りなくなります。
しっかりとした機能のものを買い替える、趣味として登山を続けるなら最初から「良いもの」を揃えるのがおすすめです。
なので、初心者でも趣味として続けていくならしっかりとした品質のものが中心です。
最初は容量30リットル前後の登山リュックがおすすめ
そして、これから登山を趣味として続けていくなら30リットル前後のリュックがおすすめです。
(ちなみに、登山用のリュックの容量はリットルで表します。)
日帰り登山だと少し大きく感じるサイズです。しかし、寒い季節に慣ればフリースも入れられるし、お湯を沸かす調理器具なども入れられ、多用途に使えるサイズでもあります
また、ステップアップしていけば、夏山の小屋泊などにも活用できる容量です。
なので、最初から30リットル前後の容量ならば、少しステップアップしても新たに買い足さずに済むのでおすすめです。
⬇20リットル以上のリュックのおすすめについてはこちらの記事にまとめました。
⬇30lクラスの登山リュックをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
初心者の登山リュック選び2つのポイント
上記でおすすめしたリュックは、どれを選んでも満足度の高い製品です。
ですが、上記以外のリュックを選ぶとしても気をつけたい2つのポイントあります。
①体のサイズに合ったリュックを選ぶ
人それぞれの体格に合わせて、S・M・Lなどのサイズ展開があるので、自分に合ったものを選びましょう。
合わせる場所は背中の長さです。
背中の長さ(背面長)は首を前に傾けた時に出っ張る【第7頚椎から、腰骨の上端まで】の長さ。
この長さを図り、リュックの適応背面長と比べます。
よりフィット感にこだわるなら【背面長調整】ができる機能のあるリュックを選ぶといいです。
②しっかりめのショルダーハーネス、ヒップベルトのものを選ぶ
しっかりめのショルダーハーネス、ヒップベルトのものを選びましょう。
貧弱なショルダーハーネスとヒップベルトで一日荷物を背負い続けると、肩が痛くなりけっこうつらくなります。
タウンユースのデイバッグと大きく違うのがこの部分かもしれません。普段遣いのリュックはおすすめできない理由です。
荷物の重さを腰で7割、肩で3割くらいに分散することを意識すると快適になります。
この記事でおすすめしたリュックは、この条件をクリアしているので大丈夫です。
ですが、それ以外のリュックを選ぶ時もこの点に注意してみてください。
しっかりめのショルダーハーネスとヒップベルトのリュックを選ぶと登山が一気に快適になりますよ。
⬇登山リュックの選び方をもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
登山初心者におすすめな登山リュック5選
さっそく、30リットルの容量で初心者におすすめのリュックは以下の通りです。
どれも、フィット感が良く使いやすいので全部おすすめですが、あとはあなたの体に合うかどうかだけ。
コメント | 背面長調節 | |
【グレゴリー】 ズール35(メンズ) ジェイド33(レディース) | フィット感にこだわるなら 軽くて涼しく夏山に向いている | |
【ミレー】 サースフェー30+5 | ロングセラーモデル 安定の使い心地 | |
【ザノースフェイス】 ウラノス35 | スタンダードリュック デザインが素晴らしい | |
【カリマー】 リッジ30 | カリマーの定番リュック 実力はなのにかわいくておしゃれ | |
【ミステリーランチ】 スクリー32 | Y字ジップに慣れれば使いやすい デザインが特徴的でカッコいい |
順番に説明していきます。
グレゴリー
ズール35/ジェイド33
フィット感重視なら、背面通気に優れたモデル
グレゴリーはアメリカのバックパック専門メーカーとして創立。
初心者におすすめはズール35(メンズ)/ジェイド33(レディース)シリーズ。
背面がメッシュ構造なので通気に優れ、夏山でも涼しい風が背中を吹き抜けます。フィット感が良く、背面の長さも変えられるので、サイズに不安がある方にもおすすめ。
ちょっと大きい【ズール55リットルモデル】ですが、ブログレビュー記事を書いています。参考にどうぞ。
ミレー
サースフェー 30+5
王道のトレッキングリュック 細身で荷重バランスがいい
ミレーはフランスの登山メーカー。登山の専門メーカーならではの機能性抜群のアイテムに定評があります。
サースフェーは同社のトレッキング向けリュックの中でベストセラーモデル。
細身のデザインで荷重バランスが良く、狭い道でも歩きやすいのが特徴です。
ザノースフェイス
ウラノス35
細身のデザインと背面通気に優れたモデル
人気のアウトドアメーカー「ザノースフェイス 」の登山リュック。
たくさんのリュックのラインナップがありますが、登山に特化したモデルとして「ウラノス35」がおすすめ。
細身のデザインで狭いところも歩きやすく、背面長の調節も可能。メッシュパネルを使っているので通気性も高いです。
汗をかきやすい人に特におすすめ。
カリマー
リッジ30
柔らかい背面パッドが心地良い定番モデル
カリマーはイギリスのアウトドアメーカー。
社名のカリマーはcarry more(もっと背負える)から来ているほど、リュックの品質が高いメーカーです。
カラー展開も豊富でおしゃれな外観から女性の人気も高く、山でもよく見かけます。
背負うと柔らかいクッション性のある背面や肩ベルトが特徴的で、長時間背負っていても疲れにくいです。
カリマー tatra25
もう一つカリマーからおすすめなのが「tatra25」。
同社のリッジシリーズよりは機能は低くなるものの、低価格でカジュアルにも使えそうな使い勝手のいいリュックです。
トレッキングはまだ初心者という方や、ハイキング程度しかしないという方はこちらもおすすめ。
ミステリーランチ
スクリー32
デザインもフィット感も優秀!タウンユースにも申し分なし
ミステリーランチは高品質なリュックを作り出すアメリカのバックパックメーカーです。
ビームスなどのセレクトショップとコラボしたりして、ファッションアイテムとしても人気があるメーカー。
ですが、見た目だけではなくクォリティも申し分ありません。
玄人受けするメーカーですが、その背負心地の良さは抜群。こういったアイテムこそ、ぜひ初心者の方にこそ選んでいただきたいです。
初心者が登山リュックを購入する場所は?
初心者は登山リュックをどこで買えばいいの?という疑問もあるはず。
おすすめの購入方法をご紹介します。
①登山専門店で購入
実際に手に触って、背負って、試せるのが実店舗の強み。
ICIスポーツなどの大手の登山専門店に行くと、たくさんのザックがあるので、店員さんと相談しながら購入することができます。
関東近郊の方なら東京の神田界隈は登山ショップの聖地。たくさんのお店からじっくり選ぶこともできるのでおすすめです。
ただ、品揃えがいいのは都市部や郊外の大型店舗に限られているので、地方の方には足を運びにくいかも。
あと、お店だと店員さんにゴリ押しされるがちょっと苦手な人は次に挙げるネットショップがいいかもしれません。
②Amazonで購入
ネットで登山リュックを買うならAmazonがおすすめです。
理由は、Amazonのプライム会員限定のサービスのPrime Try Before You Buyが使えるから。
このサービスは気になる商品を7日間の間無料で試着する事ができます。
気に入った商品だけ購入し、返品時の送料も無料。
実際、地方に住んでいるぼくはお目当てのリュックがあると、まずはAmazonでチェックするようにしています。
サイズがOKならばそのまま購入してしまいます。かなり便利なサービスです。
年会費4,900円(税込)のアマゾンプライムに登録する必要はありますが、アウトドアショップ巡りで一日を費やすことを考えたら時間的にも金銭的にもお得。
他の商品の送料もほとんど無料になるし、プライムビデオも見ることができるので、お得過ぎるサービスです。
AmazonプライムとPrime Try Before You Buyについては公式ページのリンクをはっておきます。詳しくはそちらからどうぞ。
日帰り登山におすすめなリュック
日帰り登山リュックと言っても、人によりスタイルは様々。それに応じてリュックの容量の幅も15L〜35Lくらいが対象になります。
一度買えば長く使える登山リュックなので、良いものを選びたいし、自分にフィットしたものを探したいですよね。
そんなお悩みに応えるべく、日帰り登山リュックの全般について選び方とおすすめをピックアップしました。
荷物が少なく短時間の日帰り登山なら15Lクラスのリュックもあり
荷物がもっと少なくて、短時間のハイキングやスピートハイキングなら15Lクラスの登山リュックも視野に入ります。
荷物が少なくて軽量になるので、シンプルな作りのものが多くなります。
どれにするか迷ったら日帰り登山リュックは20Lクラスなら間違いない
どの容量のリュックを選べばいいのかわからないなら、まずは20リットルクラスの登山リュクを選びましょう。
日帰りトレッキングに標準的な荷物が入り、大きすぎず、小さすぎず、使い勝手のいい容量です。
⬇沢山の種類を見るなら
⬇女性の方なら
荷物が多めの日帰り登山なら30L〜クラスのリュックがおすすめ
日帰り登山でも、寒い季節や、アウトドア調理もするなら、少し大きめの30L〜がおすすめ。
このクラスなら、夏の小屋泊登山にも使えるので、ステップアップを目指すユーザーにもおすすめです。
女性におすすめな日帰り登山リュック20L〜29L
女性の方には女性向けの20lクラスの登山リュックがおすすめ。
メンズモデルと違い、女性の体型に配慮した作りやデザインでより背負いやすくなります。
初心者だからこそ【良い登山リュック】を使おう
持論ですが、登山は初心者だからこそ良い道具を使うべきです。
体力や技術など足りない初心者だからこそ、道具の力を借りたほうが、疲労軽減&安全登山ができるからです。
しっかり体にフィットするリュックは荷物の揺れを防いで、余計な体力を使わずに済みます。
登山は体力を温存することも大事。事故や怪我につながる体力消耗を避ければ、楽しい登山が続けられます。
初心者の方ほど良い登山リュックを使って、ひとつでも多くの素晴らしい登山体験をしてくださいね。
↓この記事で紹介したアイテムたち
⬇登山リュックのおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
⬇登山リュックの選び方をもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
⬇日帰り登山リュックのおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。