こんにちはauthen(@authen89)です。
このサイトでは登山リュックのおすすめについて発信しています。
2021年春にリニューアル&発売された、ドイターの定番リュック「フューチュラ」。
背面メッシュを初めて世に送り出した、ドイツのメーカー「ドイター」。その人気のフューチュラシリーズが、さらに背負いやすく快適なリュックになりました。
ドイター フューチュラの特徴は、背中のムレを効率的に逃す背面メッシュ構造。トレッキングをしていたら背中だけムレて暑い!という悩みを解決する画期的な機能です。
はじめて、体験すると背中の「スースー感」にちょっと感動するほど。
さらにドイターの背面メッシュ構造のすごいところは、背負心地を犠牲にしていないところ。なので、背負った時のストレスが少なく快適に歩行できます。
ということで、本記事では日帰りに使いやすい30Lサイズの登山リュックとしてドイターフューチュラについてブログレビューします。
⬇登山リュックのおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
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ドイター フューチュラの概要
ドイター フューチュラ32・フューチュラ30SLのスペック
ドイター フューチュラのスペックと外観からご紹介。
ドイター フューチュラ32・フューチュラ30SL | |
---|---|
容量 | レギュラー:32 ウィメンズ:30 |
材質 | 210D ナイロン RECYCLED 600D ポリエステル |
重量 | レギュラー:1440g ウィメンズ:1420g |
気室 | 2気室 |
サイズ・背面長 | ワンサイズ |
レインカバー | 付属 |
ハイドレーション | ◎ |
2021年にリニューアルしたフューチュラ。210デニールのリサイクルナイロンを使い、素材は強度も耐久性も抜群です。
男性向けにはレギュラ―モデル容量32リットルと、女性向けには女性の体型にフィットするウィメンズモデル容量30リットルの2種類の展開。
ドイター フューチュラ32の背負いやすさをブログレビュー
背負心地を左右するドイター フューチュラのバックパネルを見てみます。
背面の通気性が非常に高く涼しい
通気性の高い背面を持ったリュックはたくさんありますが、さすが本家のドイター!といった感じで背面の涼しさが他を圧倒しています。
下の写真の通り、背面にメッシュを配し、また荷室との間に空間を設けることで、効率的な通気性を確保しています。
ショルダーベルトは、メッシュ部分の穴を通過し、荷室側の生地に直接付けられています。荷物をブレなくしっかりと支えることにもつながっています。
さらに、ショルダーベルトを通すために、背面メッシュパネルの上部に大きな穴があることで。下から上への通気も良くなる効果がありそうです。
ショルダーベルト自体は薄手の作りです。幅も狭すぎず広すぎず標準的なサイズ。
ショルダーベルト自体も肉抜きされているうえに、メッシュ記事で包まれているので、軽量化と通気性に役立っています。
ショルダーベルトが薄いことで、肩に食い込まないか心配でしたが、そんなことはありませんでした。必要十分なクッション性があることと、しっかり腰荷重できるので、そもそも肩に負担がかからないような作りになっています。
背負心地の良さの秘密は、大きめのヒップベルトにもあります。背面がメッシュで薄造りなのにたいして、ヒップベルトはかなりしっかりとした厚手の作りです。
腰骨を包むように湾曲し、実際に程よく腰に沿って包み込んでくれます。
中央部の凹みがフューチュラの特徴で、腰骨の出っ張りにうまくフィットし、余計な圧迫感がありません。さらに、腰ベルトが上下にずれるのも防いでくれて、歩いていても常に同じ位置に固定されています。
多少重たい荷物を持っている時も安心です。
実際背負ってみると、背面の通気性とは裏腹に、リュックと背中の隙間はわずかです。荷室が背中から離れすぎていないので、体のブレが少なく背負心地がいいです。
ドイター フューチュラ32の使いやすさをブログレビュー
ドイター フューチュラのポケットなど、各パーツを見てみましょう。
雨蓋のポケットは大きく口を広げるタイプなので、中のものが見やすく、探しているものがすぐに見つかります。
容量も大きめなので、おやつ類やヘッドライトなど、すぐに取り出したいものがたくさん入ります。
ポケット内部にはキークリップが内蔵されているので、大切な鍵などを紛失することがなく安心です。
ヒップベルトに目を移すと、左右に同じ大きさのポケットがあり、歩行中に取り出したいゼリー飲料などを入れておくことが出来ます。
ストレッチ性のあるメッシュポケットですが、最近の大きめのスマホは入らないサイズでした。
リュックの前面にはストックホルダが付いています。伸び縮みするショックコードタイプとクリップ式なので、簡単に素早くストックを固定することができます。
ちなみに、ストックホルダーは片側に2本点けるタイプです。下側のループは1本ずつ独立しているので、片方だけ使用している時でも、もう片方のループがしっかりストックをホールドしてくれます。いちいちループの大きさを調節する必要がありません。
サイドポケットは深めに作られているので、ペットボトルがしっかりと収まり、不意に落ちるのを防いでくれます。
ただ、リュックを背負ったままだと体の硬い人には、ボトルが取りにくいかもしれません。フューチュラはハイドレーションシステムにも対応しているので、そちらを使ってもいいですね。
フューチュラは2気室構造になっていて、リュック下部のジッパーより内部にアクセスすることが出来ます。
非常用の応急セットやレインウェアなどを入れておけば、すぐにアクセス出来るので便利です。
2気室の隔壁はジッパーで開放することができ、1気室としても利用することができます。荷物の量がおおくて、少しも容量を無駄にしたくないときなどは1気室のほうが便利です。
フューチュラはレインカバーが最初から付属しています。
リュックにジャストフィットのレインカバーを見つけるのって、けっこう手間なんですが、このように専用のレインカバーが付いていると安心です。
リュックの下部にレインカバー専用のポケットが付いているので、通常はその中に収められています。雨が降ってきそうになったら、そこから引き出すだけなので簡単です。
雨蓋の裏側には緊急時用のマニュアルが掲載されています。
緊急時は頭が真っ白になりがちなので、英語表記でもこんなのがあると安心ですね。個人的には日本でトレッキングが中心なので、日本語表記だと嬉しいです。
荷室の口は大きく開くので、荷物の出し入れもしやすいです。
もちろんハイドレーションシステムにも対応しています。
背中が涼しいリュックを探している人におすすめのドイターフューチュラ
本記事ではドイターフューチュラ―について書きました。
ドイター フューチュラは背面メッシュ構造のリュックですが、決して背負心地を犠牲せず、涼しいのにしっかり体にフィットして、快適に背負えるリュックです。
背面メッシュの涼しさは欲しいけれど、しっかりとした背負心地も欲しいという方にピッタリのリュックだと思います。
ポケットの配置やリュックカバーが付属しているなど、初めてのトレッキングリュックとしても使いやすくておすすめです。これからトレッキングを始めるという方にもおすすめできるリュックですよ。
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