ザノースフェイス ドットショットジャケット徹底ブログレビュー: 初心者におすすめなリーズナブルレインウェア

ザノースフェイスの「ドットショットジャケット」は、リーズナブルな価格でありながら、高い防水透湿性を持ち、オールシーズンでの使用が可能です。日帰り低山のハイキングからキャンプ・フェスなど、さまざまなシチュエーションでの使用に適しています。

ザノースフェイスの「ドットショットジャケット」の魅力と実際の使用感、そしてどんな人におすすめなのかを徹底解説します。

また、当ブログ内のレインウェアについての記事を以下のページでまとめていますので、あわせてご覧ください。

目次

ザノースフェイス ドットショットジャケットのスペック

THE NORTH FACEのドットショットジャケットのスペックを紹介します。

THE NORTH FACEのハイコスパの防水ハードシェル

ザノースフェイスの「ドットショットジャケット」はハイコスパの防水ハードシェル

項目詳細情報
素材40D/80D Taslan Nylon HYVENT-D(2.5層)(表側:ナイロン100%、裏側:ポリウレタンコーティング)
機能ワンハンドアジャスター対応フーデッド/フロントダブルフラップ仕様
原産国ベトナム
サイズ展開S、M、L、XL、XXL
重量約310g(Lサイズ)
カラーサミットゴールド2、カプチーノ、ケイブブルー、ブラック、ニュートープ×ブラック、ニュートープ、ダークオーク、スーパーソニックブルー、ユーティリティブラウン×ケルプタン2

ドットジャケットは、同社ノースフェイスのレインウェアの中でも低価格帯に位置します。使用されている素材は、表面がナイロン100%、40デニール/80デニールの生地を使用していて、軽さと強度のバランスに優れています。

軽量なハイベント2.5層の素材を採用

裏面には、ノースフェイスのオリジナル防水素材「ハイベント2.5層」を採用しています。

HyVentは2.5層の防水・透湿性素材で、その表面をポリウレタンコーティングすることにより保護&軽量性を強化しています。

スペックとしては、水圧耐性が20000ミリ、透湿性が10000ミリと、ライトなアウトドアシーンに十分対応できる性能を持っています。

リサイクル可能なナイロン生地を使用し、環境問題に配慮

40デニールのナイロンは撥水加工が施され、水滴をしっかりと弾きます。このナイロン生地はリサイクル可能で、環境への配慮もされています。

表面素材は柔軟性があり、着心地は非常に良いです。かつてのゴアテックスのような、硬い感じやゴワゴワ感がなく、滑らかに体に馴染みます。

ザノースフェイス ドットショットジャケットをブログレビュー

ザノースフェイス ドットショットジャケットをブログレビューします。

リーズナブルな価格が魅力

まず、注目したいのはリーズナブルな価格設定。定価は2万2000円。

ネットショップでは、1万8000円程度で購入できることも。ノースフェイスの防水ジャケットとしては、コストパフォーマンスが高いアイテムと言えるでしょう。

非常に軽くしなやかな着心地

高い防水透湿性を持ち、冷気を遮断

ドットショットジャケットに使われている防水透湿性素材のハイベントは、水圧耐性が20000mmと高く、風の強い日でも快適に過ごせます。

縫い目もしっかりとシーリングされており、水の浸入を防いでくれます。

裾の部分はコードロックで体にフィットさせることができ、強風下でも風や雨の侵入を防ぐことが可能です。

ジャケット自体のバタつきも抑えてくれる優れものです。

オールシーズンでの使用が可能

ザノースフェイスの「ドットショットジャケット」はオールシーズンで使用が可能なハードシェルです。

ゆったり目にデザインされたシルエットなので、内部にフリースなどを着込んでもその上から羽織ることができます。

日帰り低山のハイキングから、キャンプ・フェスなどにおすすめ

デザインのバリエーションも豊富で、ハイキングや登山、キャンプやフェスなど、さまざまなシチュエーションでの使用に適しています。

ザノースフェイス ドットショットジャケットのリアルな使用感

ザノースフェイス ドットショットジャケットのリアルな使用感について解説します。

ベルクロで素早く調整できる袖

大型のフードはフィッティング調整も可能

フードには大きめのヘルメットにも対応する設計がされており、アジャスターでフィット感を調整できます。

高い位置に大きめのサイドポケット

サイドには大きめのサイドポケットがつけられています。

特に山登りやハイキングなどでバックパックを背負う際、ウエストベルトやヒップベルトがジャケットのポケットと干渉することがあります。

ハンドポケットを高めの位置にすることで、この干渉を避け、スムーズにポケットを使用することができます。

フラップ式にファスナーが意外といい

ドットショットジャケットのフロントファスナーはフラップ式になっています。

最近では止水ファスナーが主流ですがフラップ式の良いところは確実に防水ができるところ。

止水ファスナーは屈曲部から水が侵入することがあるので、個人的にはフラップ式のほうが安心感があります。

また、ファスナー自体の滑りも止水ファスナーよりもスムーズです。

ファスナーは信頼の「YKK」製。

フラップ式の良いところとして、弱い雨のときはファスナーを開けて、通気性を確保することができます。

上の写真のように隙間を開けておけば動く度に風が抜け、排熱するのに最適です。

ファスナー上部のあごに当たる部分はマイクロフリースが当てられ、顎への干渉を防いでくれます。

最近のレインウェアのファスナーは品質も向上し、軽量化も図れることから止水ファスナーが主流です。

そのため、このドットショットジャケットのようなフラップ式のファスナーのジャケットは数が少なくなってきました。

ですが、壊れにくく、防水や防風に対して安心感もあり、うまく使えばベンチレーションもできるので、個人的にはこの仕様は歓迎です。

フロントフラップ式のクラシカルな見た目も悪くないです。

ザノースフェイス ドットショットジャケットのサイズ感

ザノースフェイス ドットショットジャケットのサイズ感に付いて解説します

厚手のミドルレイヤーと合わせられるややゆとりのあるシルエット

身長180cm、体重70kgの体型でXLサイズを選びました。

普段ユニクロだとトップスはXLを選びます。

ザノースフェイスの「ドットショットジャケット」を着ると大きすぎず、小さすぎずのちょうどいいサイズ感でした。

ドットショットジャケットのシルエットはゆったりとしたデザインなので、中にフリースなどを着込むことも可能。

冷える気候や変わりやすい天気でも、体温を調節するために着込むことが容易です。

また、ゆったりシルエットは多様な体型にフィットし、アウトドアからタウンユースまでさまざまなシチュエーションで使える汎用性があります。

ザノースフェイス ドットショットジャケットの残念なところ


とはいえ、ドットショットジャケットには、以下のようなデメリット面もあります。購入の際はしっかり確認しておきましょう。

フロントファスナーが開閉しにくい

まず、フロントファスナーが開閉しにくい点です。これは、フロントにフラップがついているためです。ですが、ファスナー自体はスムーズに動くため、開閉の動作に慣れることで問題はないでしょう。

ハンドポケットは慣れが必要

次に、ハンドポケットの使用が難しい点です。これは、ポケットが高い位置に配置されており、さらにそのファスナーにフラップがついていることが原因です。

ただし、この配置はザックを背負ったときのハーネスやヒップベルトとの干渉を避けるための工夫となっており、アウトドアシーンでの利便性を考慮した結果です。

透湿性がやや劣る

また、透湿性がやや劣る点も挙げられます。この理由として、ゴアテックスよりも価格が抑えられる同社オリジナル素材のハイベントを使用しているためです。

そのおかげで購入しやすい点も強調したいところ。

濡れると着心地が若干劣る

最後に、裏地がないため、着心地が若干劣るという点。特に、ポリウレタンコーティングされた裏地は、濡れると突っ張る感じがすることがあります。

3層構造のゴアテックス マイクログリッドバッカーなどと比べると、やや劣る点として認識しておく必要があります。

以上のデメリット部分も考慮しつつ、自分の使用シーンや求める性能に合わせて選ぶことが大切です。

ザノースフェイス ドットショットジャケットがおすすめな人・おすすめしない人

ザノースフェイス ドットショットジャケットがおすすめな人・おすすめしない人について解説します。

おすすめな人

  • リーズナブルなレインウェアを求める人
  • アウトドア全般を楽しむ人
  • さまざまなスタイリングを楽しみたい人

ドットショットジャケットは、コストパフォーマンスを重視する方に特におすすめです。

リーズナブルな価格でありながら、必要な機能やデザインが備わっているため、初めてのアウトドアウェアとしても適しています。

特に、ハイキングや登山などのアウトドア全般を楽しむ方には、親しみやすい価格と使い勝手の良さから特におすすめできます。

デザイン性もいいので、日常のタウンユースとしても活用でき、ファッションの幅を広げたい方にもぴったりです。

おすすめしない人

  • 極端な軽量性を求める人
  • ゴアテックスや高い透湿性を必要とする人
  • 高級感や細かいディテールを重視する人

一方、極端な軽量性や高い透湿性を求める方には、ドットショットジャケットは必ずしも最適とは言えません。

このジャケットはゴアテックスよりも価格を抑えるためのハイベントを採用しているため、一部の高スペックなウェアと比較すると、その性能面での差が感じられることがあります。

また、高級感や細かなディテールを重視する方にとっては、一部の高級レインウェアと比べると物足りなさを感じるかもしれません。

ザノースフェイス ドットショットジャケットの口コミをチェック

ザノースフェイス ドットショットジャケットの口コミをチェックしてみましょう。

良い口コミ

  • 思っていたよりも着てみた姿がカッコ良く大変満足してます。
  • 登山と普段用に購入しました。普段、仕事で作業着メーカーのレインコートを着る機会がありますが、梅雨から夏は透湿性が低くサウナスーツ状態になりますが、こちらの商品はうまく水分が逃げ快適でした。
  • 気楽に羽織ることができ、とても重宝しています。多少ゴワゴワしていますが、私はあまり気になりません。良い買い物ができました。
  • 身長164cm体重64kgですがピッタリでした。春から秋に使いたいと思います。
  • さすがのノースフェイス。カッコ良くて、着やすくて、最高です。
  • 春秋の肌寒い日や風が強い日などにも快適に過ごせます。ボタンの代わりにマジックテープがあるので上だけ閉じたい場合はそちらで閉めれます。

このジャケットに満足している方が多い印象でした。

特に、デザインや着心地の良さ、透湿性の高さなどが評価されています。また、価格帯に対しての品質や機能性が高いとの声も見受けられました。さらに、ノースフェイスのブランドに対する信頼感も強調されている点が印象的です。

悪い口コミ

  • 気に入ったこと…ノースであることデザイン性。気に入らなかったこと…薄く保温性がなく生地が固くごわごわしている。
  • 数年前に同じ物「Mサイズ」を購入しました。今回はサイズ「S」にしました。前までは「M」サイズで中にダウンを着用しスキーをしていました。今回の「S」サイズは小さいかと思いましたが特に動きを妨げるものではありませんでした。私のサイズ(165㎝、56㎏)では「S」で大丈夫です。
  • 他の方のブログレビューにもありましたが、色が黒BLKではなくダークネイビー?に見えます。写真上部は黒いパンツですが、明らかに色のコントラストが違います。特に太陽光のもとでハッキリします。今まで愛用していた某pataのジャケットの白い裏地がひび割れを繰り返し、再購入を躊躇したため同じような価格帯で他の選択肢を探していたところ、こちらの商品に辿り着きました。灰色の裏地が同じように劣化しない事を願います。

一部のユーザーからは、商品の色が実物と異なる、特に黒がダークネイビーに見えるとの指摘がありました。

また、生地の厚さや保温性に関する懸念や、裏地の劣化についての心配も示されています。サイズ感に関しても、いくつかのブログレビューで言及されており、購入前のサイズ選びに注意が必要であると感じられます。

ザノースフェイス ドットショットジャケットの価格は?販売店はどこが安い?

ザノースフェイス ドットショットジャケットの価格は?販売店はどこが安い?という内容で紹介します。

おすすめのオンライショップは下記の通り。

公式HP、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで調べると大体どこも税込価格18,000円前後でした。

まとめ

このブログ記事ではザノースフェイスの「ドットショットジャケット」についてブログレビューしました。

まとめると下記のとおりです。

  • スペック: 軽量で環境に優しいハイベント2.5層の素材を採用。リサイクル可能なナイロン生地を使用し、環境問題にも配慮。
  • ブログレビュー: リーズナブルな価格が魅力で、高い防水透湿性を持ち、オールシーズン使用可能。日帰りの低山ハイキングからキャンプ・フェスにもおすすめ。
  • 使用感: ベルクロでの袖調整や大型フードのフィッティング調整が可能。高い位置に配置されたサイドポケットやフラップ式のファスナーも実用的。
  • サイズ感: ゆとりのあるシルエットで、厚手のミドルレイヤーとの組み合わせも可能。
  • デメリット: フロントファスナーの開閉がやや難しく、ハンドポケットの使用には慣れが必要。透湿性がやや劣る点も。

ザノースフェイスのハードシェルの中でも手の届きやすい価格帯なので、初めての一着にもおすすめですよ。

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