登山リュックは軽くて・シンプルなものほど使いやすい。
フランスのミレー社の軽量・シンプルな日帰りトレッキング向けリュック「ウェルキン30」はまさにそんなリュックです。
容量30Lのリュックで日帰りトレッキングに十分なサイズながら、重量は880gに抑えられ、軽く使いやすいのが特徴です。
通気性の高い背面構造。細身で重心がやや高いので背負いやすく、狭い場所でも歩きやすい作り。また、手の届きやすい価格もこの品質から考えたら非常にコスパの高いアイテムです。
これからトレッキングを始めたいけど、「何を買ったらいいのかわからない」という初心者さんにおすすめのリュックです。
ということで、本記事ではミレーのウェルキン30をブログレビュー&ご紹介していきます。
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ミレー ウェルキン30の概要
ミレー ウェルキン30の外観とスペックを見ていきましょう。
ミレーらしく細身でスッキとしたシルエット。細身なので狭い場所でも引っかかりにくく歩きやすいのが特徴です。
両サイドにストレッチメッシュのポケットが配置されている、トレッキングリュックとしてはオーソドックスなデザイン。
比較的リュックの上部にボリュームが有るので、荷物の重心が高い位置にあり背負やすさは抜群です。
背面は肉抜きされたパネルと、粗い目のメッシュ素材で通気性が高く作りになっています。
ミレー ウェルキン30の特徴
- オーソドックスなトレッキングリュック
- 細身なので狭い場所でも歩きやすい
- 通気性が高く夏でも使いやすい
トレッキングリュックとしてはスタンダードな形と機能ですが、背負ってみると荷物が高い位置に来て非常に背負いやすいです。
ミレー ウェルキン30の基本スペック
重量 | 容量 | 素材 | 気室 | 背面長 | レインカバー | 定価 | |
カリマー tatra25(タトラ25) | 880g | 30L | ナイロン 200D PU ナイロン 200D RIPSTOP PU | 1気室 | 46cm | ー | ¥13,200(税込) |
レインカバーが付属していないのが残念ですが、価格も抑えめなのでコストパフォーマンスのいいリュックです。
ミレー ウェルキン30をブログレビュー
それでは、ミレー ウェルキン30をもっと詳しくブログレビューしていきます。
ミレー ウェルキン30の外観
身長180cmの筆者が背負ってみました。
30Lなのでしっかりと荷物が入るサイズです。日帰りのハイキングなら十分なサイズ。トレッキングでも荷物が少ない夏シーズンなら対応可能なサイズです。
両サイドにはストレッチメッシュの大きなサイドポケットが備わっています。
背面側は全体的に通気性の高いメッシュ素材。
夏の暑い季節でも汗ムレしにくいのがありがたいです
ショルダーベルトは柔らかいタイプなので、肩のラインに沿ってくれますが、しっかり目が好みの方には意見が分かれるところ。
前面側にはジッパー式のポケットが備わっているので、小物を入れるのに便利。
トレッキングに必要な機能がしっかり備わっています。
ミレー ウェルキン30の背面構造
リュックの背負いやすさを左右するミレー ウェルキン30の背面構造を見ていきましょう
背面は通気性の高いメッシュとクッション性のあるパッドを採用
背面には肉抜きされたパネルを、メッシュ素材で覆ったものを使用。
背面パッドを肉抜きすることで、軽量化と共に通気性も確保しています。
クッション性が高いので、背中のカーブに合わせてフィットしてくれて背負心地がいいです。
個人的に体の形に合うからなのか、ミレーのリュックは総じてフィット感が素晴らしいです。
背面部分の素材の硬さに適度な柔軟性があり、荷物の重心も高い位置に来るので、背負っていてもストレスが少ないです。
ミレーのリュックはグレゴリーやミステリーランチなどとはまた違ったフィット感を得られます。
ショルダーハーネス部分
ミレー ウェルキン30のショルダーハーネスは横から見ると薄く柔らかい素材です。
ショルダーハーネスの裏側もメッシュ素材で、汗をかいてもベタつきが抑えられます。
ショルダーハーネスには荷物を背中に近づけることができる「スタビライザー」が備わっています。
スタビライザーを引けば荷物がより背中に近づき、荷物との一体感を高めることができます。
また、ショルダーハーネスにはミレーお得意のハンドレストがあり、指を引っ掛けることで、腕が楽になり、方の負担も一時的に軽減することができます。
位置を無段階に調整できるチェストストラップ
ショルダーベルトの肩への当たり具合を調節できる、チェストベルトは無段階で位置を変更できます。
力を入れて動かせば容易に調節できるので、行動中でも気に入ったポジションにチェストベルトを動かせます。
ミレー ウェルキン30のウェストベルトをチェック
ミレー ウェルキン30のウェストベルトもショルダーハーネスと同様に薄手の柔らかい素材でできています。
前方にあるストラップを強く閉めれば、しっかりと腰にフィットさせることができます。
ヒップベルトの右側部分にはジッパー式の小物ポケットが備わっています。
サイズ的にはそれほど大きくはないですが、行動食などを入れておくのに便利です。
ウェストベルトの左側部分はポケットが省かれています。
背面やショルダー、ウェスト部分と体に触れる部分には全面的にメッシュ素材と肉抜きされたパッドで構成されています。
夏を中心とした暖かい季節のトレッキングでも、汗ムレを起こしにくいリュックです。
ミレー ウェルキン30の荷室とポケット類をチェック
荷物の仕分けのポイントとなる荷室やポケット類について見ていきます。
ミレー ウェルキン30のポケット類は以下の作り。
- メインの荷室☓1
- ハイドレーションポケット☓1
- トップポケット☓1
- フロントポケット☓1
- メッシュ式サイドポケット☓2
雨蓋部分には小物を入れられるジッパー式ポケットが備わっています。
また、キークリップもこのトップポケット内に隠れています。
メインの荷室へは雨蓋をめくるとアクセス可能。
荷室の口は巾着方式で開け締めすることができます。
メインの荷室は一気室構造。口が大きく開くので、内部の荷物の出し入れもしやすいです。
荷室内にはハイドレーションパックを収められるポケットと、支えるためのベルクロが備え付けられています。
ドレインホースは右側から出すことができます。使わないときはベルクロで閉じられる仕組みです。
ミレー ウェルキン30の前面側には小物を収納できるフロントポケットがあります。
フロントポケットはレインウェアを入れるには少し容量が小さいのが残念。リュックの荷室に仕舞いましょう。
ストレッチメッシュでできた大きめのサイドポケット。500mlのナルゲンボトルがしっかりと収まります。
1,000mlのナルゲンボトルもなんとか収まりました。
その他、ピッケルなどを固定するループも備え付けられています。
トレッキングポールをサイドポケットにしまってみました。ストックの頭がけっこう突き出てしまいますね。ピッケルホルダーを利用するか、もっとコンパクトになるストックを利用するほうがいいかもしれません。
これだけ機能もしっかりしていて、背負いやすいのに、手の届きやすいお値段が魅力的!
ミレー ウェルキン30はどこで買える?
ミレー ウェルキン30は以下のECサイトで販売されているのを確認しました。
各サイト値段はいろいろなので比較してみるといいと思います。
Amazonのプライム会員なら「送料無料」サービスや、自宅で無料で試着ができる「prime try before you buy」サービスをりようできるので大変おすすめです。
まとめ
本記事では日帰りトレッキングデビューにも最適なミレーのミレー ウェルキン30をご紹介しました。
手の届きやすい価格にも関わらず、ミレーらしい背負いやすさと使いやすさ、素材の良さは流石の一言です。
機能も多すぎず、必要最小限といったところも、初心者さんには使いやすいのではないでしょうか?
もちろん、ベテランの方にも納得の背負心地だと思います。
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