サロモン OUT NIGHT30+5 ブログレビュー!軽量&新しい背負心地の登山リュック

サロモン アウトナイト 30+5

登山リュックの中でも、日帰りハイキングや、小屋泊りのトレッキングに便利な30Lクラスのリュック

最近はトレランの流れを汲んだ軽量&フィット感よしのリュックもチラホラも登場し、今まで以上に選択の幅が広がってきました。

重量が800gを切る軽量級ながら、最大35リットルもの容量があるのにも関わらず、フィット感が高く非常に快適なリュックがサロモンの「OUT NIGHT 30+5」です。

背負やすさの秘密はちょうちょの羽のように「パタパタ」する背面構造

従来のリュックにはなかった構造で、背中の両脇から包み込まれる感覚があります。

また、軽量なのにポケットが多く、ストレッチ素材のため、どんどん荷物も詰め込めるので、収納性の高さも問題ありません。

ということで、本記事では「サロモン OUT NIGHT 30+5」についてブログレビューしていきます。

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目次

サロモン OUT NIGHT 30+5スペック・外観

サロモン OUT NIGHT 30+5トレランゆずりのノウハウを詰め込んだ新しいタイプのリュック。

日帰りハイクから小屋泊のトレッキングまで対応できそうな30リットル+5リットルというサイズ感。

サロモン OUT NIGHT 30+5
メイン素材表地:ナイロン
容量30L+トップリッド5L
サイズS/M、M/L・ユニセックス
重量Mサイズ756g
レインカバーなし
ハイドレーション

本体重量は800gを切る756gという圧倒的な軽量性。このクラスの定番リュックは1,300g〜1,500gくらいなので、ほぼ半分の重さです。

サイズはS/MサイズとM/Lサイズの2サイズ展開、ユニセックスのモデルです。

今回、成人男(180cm、71kg)の筆者はLサイズを使用しましたが。大きすぎること無く、ちょうどいいサイズでした。

色はブラックをチョイスしましたが、ほかにグリーン系、イエロー系とがあります。

サロモン OUT NIGHT 30+5の背負心地・使用感ブログレビュー

サロモン OUT NIGHT 30+5の背負心地と各部使用感をブログレビューします。

サロモン OUT NIGHT 30+5の背負心地

リュックの背負いやすさを左右する背面・ショルダーベルト・ヒップベルトを見ていきます。

サロモン OUT NIGHT 30+5の大きな特徴である背面構造。6つの背面パッドに別れていて、それぞれが独立することでフィット感を高めています。

肩甲骨付近・背中・腰部とそれぞれの動きに合わせて、背面パッドが追従します。なので、体をひねっても、かがんでも、6つのパッドが面として背部にしっかりと接地してくれます。

腰部分はやや反り気味の形ですが、腰ベルトをしっかりしめることで、腰の丈夫にグッと圧迫し、荷重を支えてくれます。

さらに、特徴なのが6つの背面パッドは、完全に荷室側にくっついておりません。背骨あたりの中央部のみがリュックとつながっているだけです。

なので、背面パッドの外側部分が自由で、まるでちょうちょの羽のように、パタパタと動きます

この可動構造のため、背面部分が常に背中にフィットし、大きく体を動かしても、荷物がブレずにバランスが良くなります。

この感覚は腰荷重を中心とした他のメーカーのトレッキングリュックではなかなか味わえないもので、筆者も最初はその不思議な背負心地に戸惑いました。

ですが、しばらくするとその感覚に体が慣れてきました。いちど慣れてしまうと、なかなか癖になる心地良さで、ずっと背負っていたくなります。

いろいろ体を動かしても、リュックのほうが体の動きに合わせてくれます。かなり柔軟性のあるリュックです。

ショルダーベルトは幅広でありながら、薄いタイプ。

トレラン譲りのリュックらしく、ベストを羽織っているようなフィット感です。幅広のショルダーベルトなので、肩に食い込む感じはほとんどありません。

肩ベルトの内部フォームは肉抜きされていて、通気性と軽量化が両立しています。

腰ベルトも幅広で薄型タイプで、腰にしなやかにフィットします。

体に触れる部分は基本的にメッシュ生地なので、蒸れにくく、速乾性が高く作られています。

アクティブに動くハイクスタイルに向いているタイプのリュックです。

サロモン OUT NIGHT 30+5の使用感ブログレビュー

サロモン OUT NIGHT 30+5の各部の使用感をブログレビューします。

荷室は1気室構造。トップの雨蓋を開ければ、メインの荷室にすぐアクセスでき荷物の出し入れもしやすいです。

リュックの生地自体がストレッチするので、荷物を詰めてみるとしっかり入ります。

ハイドレーションシステム対応で専用のポケットとフックが装備されています。

トップの雨蓋を開けなくても、左側のサイドジッパーを開ければ、直接荷室にアクセスすることもできます。

30リットルサイズのリュックで、サイドからアクセスできる仕様のものは意外と少ないので貴重。

スピーディーに奥底のものを取り出したい時には非常に便利です。

トップの雨蓋には外側に大きなポケットがあります。

大きく口を開くことができるので、小物もすぐに見つけることができて、しかも容量も十分です。

雨蓋の裏側にも小物を入れられるポケットがあります。

ここにキークリップがあるので、鍵などを無くす心配がありません。

雨蓋自体は本体から取り外すこともできます。荷物が少ないから、雨蓋は使わないという選択も可能

リュック本体とつながっているバックルの金属のワイヤーをはずせば、取り外し可能です。

さらに、おもしろいのは、雨蓋をチェストバッグとして流用もできてしまうところ。さきほどのバックルをショルダーベルトに装着することができます。

そうすると、胸の前の使いやすいところに、雨蓋を設置できます。

雨の心配がいらず、雨蓋がなくても良い状況なら、チェストバッグに変更したほうが、荷物が取り出しやすいです。

ちなみに、雨蓋が無くとも、荷物が飛び出さないよう、にしっかりとカバーが付いているので心配いりません。

しっかり荷物をコンプレッション出来ます。細かいところですが、雨蓋一つで色々な使い方ができるのし、アイデアがたくさん詰まっているので、使っていて本当に楽しいリュックです。

リュックの前面側にもサイドジッパーから開閉できる大型ポケットが隠れています。

こちらはリュックの右側のジッパーを使用し、本体荷室にはアクセスできません。

本体荷室のさらに前面側にある大型ポケットです。このポケットもストレッチ素材のおかげで、かなりの荷物が入るのでびっくりしました。

全力で荷物を入れたらどのくらい入るのか、試してみたくなりますね。

ショルダーベルトには左右それぞれにポケットがあります。

左側のストレッチメッシュポケットには残念ながらスマホは入りませんでしたが、おやつなどを入れることが可能。

右側にはソフトフラスクを入れるポケットがあるのですが、筆者は持ち合わせていないので、代わりに500mlのペットボトルを入れてみました。

入らなくはないのですが、ポケット入り口がきついため、正直使いやすくはないですね。やはりソフトフラスクに合わせた設計なのでしょう。

ちなみにソフトフラスクとはこのようなアイテムです。

ソフトフラスクも使わないよという方は、大きめのスマホならバッチリ入ります。

ポケット入り口がきついので、大きく動いても飛び出す心配はなさそうです。

ペットボトルや水筒などは、サイドポケットのほうが取り出しやすく、ピッタリと収まります。

サイドポケットは左右にあるので、どちらでも使いやすい方に水筒を入れられますね。

ヒップベルトにも左右にポケットがあります。

ちょっとしたおやつなどを入れておくのに便利そうです。

リュックの前面、左サイドにはストックを装着できるホルダーがあります。

サロモン OUT NIGHT 30+5のまとめ

本記事では「サロモン OUT NIGHT 30+5」についてブログレビューしました。

756gという軽量級ながら、最大35リットルもの容量があるのにも関わらず、フィット感が高く非常に快適なリュックです。

また、ポケットが多く、ストレッチ素材のため、どんどん荷物も詰め込めるので、収納性の高さも問題ありません。

2019年に登場したバックパックなので、従来のリュックともコンセプトが違っていて面白く、細かなアイデアがたくさんあり、使っていても楽しくなるリュックでした。

30lクラスの登山リュックをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

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