アウトドアでダウンジャケットを使うことを考えると、素材や重量などのスペックを重視してアイテムを選びがち。
ですが、タウンユースならばそこまでスペックにこだわらず、もっと自由にデザインを選べ、定番モノならば長く使い続けられるのが魅力です。
その一つが、1992年にエクスペディション向けに誕生した、ザノースフェイスのヌプシジャケット。
発売された当時のマテリアルを踏襲しながらも、現代向けにサイズ感をみなおしつつ、今なお人気を保ち続ける定番アイテムです。
ザノースフェイスのダウンジャケットにはバルトロライトジャケットや、マウンテンダウンジャケット、ビレイヤーパーカなどの人気だうんじゃけっとがありますが、ヌプシジャケットも毎年人気のダウンジャケットです。
ということで、本記事ではの本格的なアウトドアユースよりは、街でガシガシ使えるタフなダウンジャケット、ザノースフェイス ヌプシジャケットについてブログレビューしました。
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ザノースフェイス ヌプシジャケットの概要
ザノースフェイス ヌプシジャケットは高品質なダウンをたっぷりと詰め込んだあったか&軽量ダウンジャケットです。
一言でいうならば、タウンユースをメインにレイヤリングを楽しめるかっこいいダウンジャケット。
ブランド | ザノースフェイス |
モデル名 | ヌプシジャケット(メンズ) ショートヌプシジャケット(レディース) |
商品型番 | ND91841(メンズ) NDW91952(レディース) ※レディースは「ショートヌプシジャケット」 |
重量 | 約680g(メンズLサイズ) |
定価 | ¥35,200(税込) |
ザノースフェイス ヌプシジャケットのカラー展開は男女とも豊富。レディースモデルはショート丈を採用しています。
ザノースフェイス ヌプシジャケットをブログレビュー
アウターとしてはタイトな作り、重ね着するならワンサイズ上がおすすめ
ザノースフェイス ヌプシジャケットのシルエットはシェイプしすぎない、レギュラーフィットタイプ。
レギュラーフィットとっても比較的タイト。ダブつかず、スッキリと見える美シルエットが特徴です。
180cm・71kgの筆者が今回選んだのは「L」サイズ。
しかし正直なところもうワンサイズ上にして、レイヤリングを楽しむダウンジャケットだったと思いました。
寒い日に厚手のセーターなどの上に羽織ることを考えると少しタイトすぎます。
ダウン80%、フェザー20%の割合でたっぷりと封入
保温力を左右するダウンの「品質」はダウン80%、フェザー20%の割合。最近のアウトドアブランドのハイスペックダウンジャケットからみれば、見劣りするスペックかもしれませんが(ダウン90%以上も多くあります)、タウンユースとして考えれば必要十分な保温力です。
ダウンの偏りをふせぐための各バッフル(ダウンを封じ込める部屋)の盛り上がりをみると、ダウンの封入量もしっかりとあります。
バッフルの盛り上がり方から、たっぷりとダウンが封入されているのがわかります。
内側や背中側から見てもダウン量はしっかりとあります。
ダウンのスペックからすると、真冬の町中でシャツ一枚にこのジャケットを合わせても充分な保温力はないかもしれません。
ただし、ワンサイズ大きめにして内部のレイヤリングで保温力をプラスするというならば、保温力が高すぎるハイスペックダウンジャケットよりも、ヌプシジャケットのほうが応用範囲が広いともいえます。
タウンユースを中心として考えるならば、レイヤリングで保温できるハイスペックすぎないダウンジャケットの方が使い勝手がいいはずです。
50デニールのリップストップナイロン生地で耐久性も高い
ザノースフェイス ヌプシジャケットはダウンを包む生地には50デニールのリップストップナイロンを使用。
拡大して生地を見ると、格子状になっているのがわかります。これがリップストップと呼ばれるナイロンです。
リップストップとは「RIP(裂け目)」を「STOP(止める)」という意味で、生地が大きく引き裂けるのを防ぐために格子状にナイロンの糸を織り交ぜています。
また、肩の部分はリュックを背負った時の干渉から守るために、ナイロン生地で補強されています。
高さのある襟周りには簡易的なフードも内蔵
ザノースフェイス ヌプシジャケットは高めの襟になっていてます。
襟にはフードが折りたたまれて内蔵されており、必要な時は被ることができます。
ただ、フード部分にはダウンは入っていないので、あくまで簡易的なフードです。防寒を考えるなら、ニット帽やミドルレイヤーにフードジャケットを合わせるなどの工夫が必要です。
フードは襟の中から引っ張り出せるようになっています。
いわゆるフーディージャケットではない分、頭部の防寒については別のものを用意しなければなりません。
ただ、タウンユースで使うことを考えると、いつでもフードが必要なわけではありません。
- 首周りがスッキリとしていられる
- フードはインに着たパーカーについているのでアウターにはないほうがいい
そんな使い方をするならば、フード無しのダウンジャケットのほうが向いているともいえます。
両脇にフリップ付きのファスナー式のポケット
腹部には左右にファスナー付きのポケットがあります。
雨や雪の侵入を防ぐフリップ付きです。
内部は暖かいフリース素材となっていて、ハンドウォーマになっています。
左胸部分にはスマホなどを入れるのに最適な胸ポケットがあります。
スマホどころか、大きめの手帳もはいりそうな大型の内ポケットです。
袖部分はベルクロ仕様、裾はドローコードで調整可能
ザノースフェイス ヌプシジャケットの袖口や裾は冷気が侵入しないような工夫がされています。
袖口はベルクロにより調節が可能です。
裾は左右にドローコードを設けられていて、下からの冷気の侵入を防いでくれます。
裾はコードアジャスターによる調整が可能です。下からの冷気の侵入を防ぐ事ができます。
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ザノースフェイス ヌプシジャケットのサイズ感
ザノースフェイス ヌプシジャケットのサイズ感はややタイトめなサイズ。
なので、シャツなどの薄着の上に羽織るならば、通常のサイズを選ぶといいと思います。
ですが、厚手のセーターやフリースの上に羽織るならば、ワンサイズ上の大きめサイズのほうがいいかもしれません。
近くのお店で現物を試着してサイズを決めるのが一番ですが、なかなか人気でお店でも置いていないこともあります。
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ザノースフェイス ヌプシジャケットのメンズ・レディースのカラー展開
ザノースフェイス ヌプシジャケットのメンズのカラー展開
ザノースフェイス ヌプシジャケットのレディースのカラー展開
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ザノースフェイス ヌプシジャケットのブログレビューまとめ
本記事では、今やファッションアイテムとして大人気のザノースフェイスのヌプシジャケットについてブログレビューしました。
1992年に発売されたヌプシジャケット。街では一度は見たことがあるという、ショルダーの切り返しが定番のデザインです。
スペックを比べると、最近のハイスペックダウンジャケットには見劣るところがありますが、その存在感はこれぞザノースフェイスと言ったところ。アウトドアラバーの心をくすぐります。
レイヤリングを楽しむなら、保温力の高さが売りの最近のハイスペダウンジャケットよりは、ヌプシジャケットのほうが選択肢が広がります。
なので、ぜひワンサイズ大きめを選ぶのがおすすめです。
ということで、本記事ではタウンユースに大人気のザノースフェイスの定番、ヌプシジャケットのブログレビューでした!
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