夏のハイキング・トレッキングを快適にする背面メッシュの登山リュック。
蒸れにくく、熱がこもりにくいので、暖かい季節に大活躍するリュックです。
最近は、機能面でもさらにパワーアップし、背負やすさも向上!
ドイター、グレゴリー、オスプレー、ザノースフェイスなど人気メーカーから厳選ピックアップしたおすすめアイテムをご紹介します。
背中が汗でびっしょりになる人に特におすすめです。
- トレッキング時に背中が汗でびっしょりになる人
- 汗をかくと皮膚トラブルになりやすい人
- 快適な登山リュックを探している人
⬇登山リュックのおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
背中が蒸れにくい背面メッシュの登山リュックとは?
背中と密着する背面部に通気性が高いメッシュや、空気が通る空間を設けた登山リュックです。
暑い季節のトレッキングに
- 背中のムレを低減
- 体温上昇を抑制
- 発汗の抑制
などに、役立ちます。
メーカーとしてはドイターが有名。
その他、グレゴリー、マムート、オスプレー、ザノースフェイスなどのメーカーでも背面メッシュ仕様のリュックが発売されています。
夏のトレッキングを快適にしたい方に特におすすめです。
涼しさで選ぶ背面メッシュの登山リュックのおすすめ
さっそく、おすすめの登山リュックからご紹介します。
ドイター フューチュラ
初めて背面にメッシュ構造を取り入れたドイターの人気シリーズ。本気で背中の通気性を考えるなら一番のおすすめです。背面がメッシュ構造に加え、縦からも横からも風が吹き抜けます。背負った瞬間に背中の『スースー』がわかりますよ。サイズ展開も豊富。
20Lクラス
25Lクラス
25Lクラス
30Lクラス
大型リュックで背面メッシュ登山リュックのおすすめ
オスプレー アトモスAG/オーラAG
大型リュック☓背面メッシュで探すなら、フィッティング性能に定評のあるオスプレーがおすすめ。背面長・ショルダーハーネス・ヒップベルトの長さ調整が可能で、体に合うリュックを探している方にもぴったりです。夏のテント泊縦走が中心の方は是非チェックしてみて下さい。
50Lクラス
65Lクラス
各メーカーのおすすめ背面メッシュ・涼しい登山リュック
グレゴリー アリオ
グレゴリーのアリオシリーズはデイハイクにちょうどいい容量展開。18L/22L/24Lの3つです。大胆なほど大きめの穴が空いたメッシュの背面で、ムレを防ぎ、風が通ります。日帰りハイク専用で小型モデルを探しているならおすすめのアイテムです。
18Lクラス
22Lクラス
24Lクラス
グレゴリー ズール/ジェイド
グレゴリーで背面メッシュのトレッキングリュックといえばズール/ジェイドです。もともと、背負やすさに定評のあるグレゴリーのリュックですが、それにプラスして背面通気の良さが加わった人気のリュック。背面メッシュタイプながら背面長の調節が可能!サイズ展開も豊富です。
30Lクラス
35Lクラス
マムート デュカン
シンプルなデザインで軽量さで選ぶならマムートのデュカンシリーズ。容量は25Lクラス/30Lクラスの2タイプ。どちらも本体重量は900g台と軽量です。背面メッシュ☓軽量性で選ぶならおすすめのアイテムです。
25Lクラス
30Lクラス
ザノースフェイス ウラノス
ザノースフェイスのウラノスシリーズは日本人の体型に合う作り。それもそのはず、ザノースフェイスの日本人デザイナーが日本人の体型を意識して作ったということもあり、背負った瞬間にしっくりと馴染みます。ウラノスシリーズは同社のトレッキングリュックの中では背面メッシュパネルが特徴的。デザインもおしゃれなので、是非オススメしたいアイテムです。
25Lクラス
35Lクラス
45Lクラス
背中が蒸れない登山リュックがおすすめな理由
登山中に背中が蒸れないことのメリットは以下の通り。
- 余計な体力を使わない
- 皮膚への悪影響が少ない
- 快適に登山ができる
以下で詳しく解説します。
①体温が上がりすぎることで起こる疲労を防ぐ
高温下での運動は体温が上がりすぎないように、体の中で様々な機能がフル回転します。
適切な体温を保つために自律神経が活発に働き続け、疲労の原因になるともいわれています。
さらに、汗をかけば大切な水分とミネラル分が流出し、それもまた疲労の原因に。
水分や栄養素を補給することも大事ですが、汗をかきすぎないことも同じくらい大事。
背面の通気性が良いリュックなら、過度な体温上昇を抑えることに役立つのでおすすめです。
②皮膚のトラブルを防ぐ
汗をかくと皮膚のバリア機能が低下して、かゆみや痛みを伴うことがあります。
長期縦走などで、汗をかきつづけて、このような症状が出る方も多いのではないでしょうか?
そんなときは、背面の通気性が高いリュックがおすすめです。
僕も以前、毎日のように夏に山登りをしていたら、背中全体に痛みが出るようになりました。
結局、病院へ行き事なきを得ましたが、汗をかき続けると皮膚にも悪いと知った経験です。
それ以降は夏場に使うリュックは、できるだけ背面が涼しいものを選ぶようにしています。
③快適に登山ができる
夏場の爽やかな高地のトレッキングでも、歩き始めれば汗をかきます。
そんなときでも、背中にも風が通るリュックの快適さを知ってしまったらヤミツキになるほど。
登りが続いて暑くなってきたなあと思ったときに、励ますような風が背中を通り抜ける感覚は、純粋に快適そのもの。
暑い季節のリュックが背中に密着する感じが苦手という方にもおすすめです。
背面メッシュの登山リュックのデメリット
背面をメッシュにすることの、デメリットもあります。
- 背負ったときのフィット感が悪くなる
- 冬は逆に寒い
ということです。
①フィット感はやや悪くなる
フィット感重視の分厚いクッションを施したリュックよりも、薄く平面的なメッシュのパネルにすることで、致し方ないことかもしれません。
また、空気の通り道を確保することで、背中とリュック本体の間に隙間ができます。
リュックは背中に密着していたほうが軽く感じますので、この点は背負心地を悪くする原因にもなります。
ですが、最近は各メーカー技術が進み、背負やすさもかなり良くなってきている印象。
以前よりは背負心地が悪いなと感じることも少なくなってきました。
②冬は逆に体温を奪われ寒いかも
背面メッシュのリュックは通気性がウリなので、冬は逆に寒いです。
実際、寒い季節に使うと、背中が冷えます。
リュックも保温のために役立っていたんだなと気づくほどです。
なので、背面メッシュのリュックは暖かい季節限定で使ったほうが良さそうです。
寒がりの人は冬には使わないほうが良さそうです。
暑がりのあなたに使って欲しい背面メッシュの登山リュック
本記事では背面メッシュの登山リュックのおすすめについて解説しました。
暑い季節のハイキングやトレッキングのリスクの一つが熱中症。
自分でも自覚がないうちに危険な状態になることもあり、水分補給とともに適切な体温調整が求められます。
熱中症対策としても、通気性が良く、排熱を促す背面メッシュのリュックはうってつけです。
暑い季節のトレッキングが多い方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
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