グレゴリー ズール55 ブログレビュー!軽量でフィット感よく蒸れにくい登山リュック

こんにちはauthen(@authen89)です。
このサイトでは登山リュックのおすすめについて発信しています。

「トレッキング中に背中だけが汗びっしょり・・・」

登山リュックもいろいろあるけど、夏はできるだけ背中が涼しいリュックがいい!

そんなニーズに、背面がメッシュになっている通気性の高いリュックが、ムレを防いでくれるので人気です。

ですが、背面がメッシュタイプのリュックは、背負心地がイマイチなのも少なくありません。

そこでおすすめなのが背負心地抜群で、背面がメッシュになった「グレゴリー ズール55」。

グレゴリーズール55の特徴は

  • 軽量
  • グレゴリーらしいフィット感の良さ
  • 細かいところまで考えられた使いやすさ

と、グレゴリーのズールにはトレッキングリュックを作り続けてきた、グレゴリーの良さがぎっしりと詰まった50リットルサイズのリュックです。

ということで本記事では、グレゴリー ズール55の使用ブログレビューをご紹介します。

グレゴリーの登山リュックおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

50lクラスの登山リュックをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

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目次

グレゴリー ズール(ZULU)/ジェイド(JADE)シリーズとは?

グレゴリーがフィット感・軽量性・背面通気にこだわったアイテムがズールシリーズです。

  • メンズ→ズール
  • レディス→ジェイド

に分かれています。

ズール(メンズ)ジェイド(レディス)
容量(リットル)30・35・40・5528・33・38・53
サイズS/M,M/LXS/S,S/M
重量1.11kg〜1.67kg1.11kg〜1.61kg
amazonで見るズール30ズール35ズール40ズール55

ジェイド28ジェイド33ジェイド38ジェイド53

日帰り用との30リットル前後のものから、小屋泊用途の40リットル前後、テント泊も行けてしまう55リットル前後のものまでサイズも幅広いです。

今回の記事ではメンズの「ズール55リットル・MD/LGモデル」をご紹介します。

グレゴリー ズール(zulu)の特徴

グレゴリー ズール55
最大積載量18kg
サイズ・容量・重量SM/MD 53リットル 1.62kg
MD/LG 55リットル 1.64kg
機能フリーフロートシステム
ポケット雨蓋・雨蓋裏・両サイド・フロント・ヒップベルト左右
付属品専用レインカバー

背面メッシュパネルが熱を逃がすので「いつもスースーしてます」

グレゴリーズールの一番の特徴は背中がメッシュで風が通ること。

背負ってみて、一番最初に感じるのは

背中がスースーするっ!!!!!

ということ。

実際、長時間のトレッキング中でも背中がスースーして不快さが無いのです。

背中にじっとり汗をかいて、それが長時間になると背中が痒くなってきたりすることとかありませんか?

僕は昔、毎日登山をしていたら、背中のかゆみが止まらず、皮膚科に通ったことがあります。だから、背中がメッシュになっているリュックは本当に助かります。「スースー」最高です。

メッシュ仕様は背面部だけではなく、ヒップベルトも同様。

背面がほとんどメッシュなので、通気性の良さに加えて、たとえ汗で濡れたとしても乾きが速いのもいいです。

特にヒップベルトはきつく締めますので、この部分に水が染み込むと衣類まで濡れてしまいますからね。

さらに乾きが速いことで、嫌な匂いがしにくいというのも隠れたメリットかも知れません。

リュックを真横から見てみると、意外にも本体との間にはさほど隙間はありません。

でも考えてみれば、この空間が大きすぎると本体容量を圧迫して、サイズの割に荷物が入らなくなってしまいます。

リュックの容量は圧迫せず、なのに通気性は確保しているという、さすがの仕様ですね。

グレゴリーズールは軽量なのに容量十分・フィット感抜群

グレゴリーのリュックは大のお気に入りで、以前からバルトロというモデルを中心に使っていました。このバルトロは背負心地が良く文句はないのですが、ただ一点不満だったのはリュック自体重く75Lで3kg台というところ。

背負心地が良くて、さらに軽量なリュックがあればいいのに、と常々思っていました。

そこで、登場したのがこのグレゴリーのズール。

背負心地はバルトロに及ばないものの、そこはさすがのグレゴリーさんです。しっかりと体にフィットしてくれます。

実際、測ってみましたグレゴリーズールの重量は、

本体重量1.51kg!!!!

付属のレインカバーは含まず、本体のみの重量でこの軽さです。機能満載のグレゴリーのリュックにしては軽さを追求した意欲作であること間違いなしです。

ショルダーやヒップベルトの肉抜きで軽量化

ショルダーベルトの内部パッドは、軽量化のため肉抜きされています。メッシュなので内部まで透けて見えるので、その技が確認できますね。

に衣着されていますが、硬さも太さもしっかりあり、ヤワな感じはありません。しっかりと荷物の重量を支えてくれますよ。

ヒップベルトも同様に肉抜きされています。メッシュだからバレバレです。

軽量化でも生地はしっかり

世の中には軽量を追求したリュックはたくさんありますが、中には生地が薄く心許ないものも。

その点、グレゴリーズールはしっかりとした生地を使用していて、強度が心配ということはありません。

フレームは細めの金属製(多分アルミ)でしっかりとしています。少し力を加えてみたのですが、変形することがありませんでした。

軽量性を追求したリュックは多々あるものの、生地も強度もしっかり考えられています。

グレゴリー ズール のフィット感を高める各パーツ

軽量化だけではなく、グレゴリー ズール55はフィット感へのこだわりもしっかりです。ここがしっかりしているがグレゴリーのいいところなんですよね。

無段階で調節できる背面でベストフィットを

「どんな人にでもしっかりとしたフィッティングを提供する」というグレゴリーの信念通り背面長の無段階調整システムが素晴らしすぎです。

荷物も多くなるほど、背中の長さとリュックのフィッティングはシビアになってきます。

グレゴリーのズールなら、ショルダーベルトとつながった背面パッドを無段階に動かすことができ、好きな場所でしっかりと止められます。

  • 自分の好きなポジション
  • 荷物の重量
  • その日の衣類の量

によって背面の長さの微調整が可能なのです。

私は荷物が重たくて、背中の筋肉が凝ると、腰痛が出るタイプなので、方に荷重がかかり過ぎないように背面長に結構こだわります。なので、この無段階調整できる背面が自分的には隠れヒットポイントでした。

もし、「リュックを背負うと肩がこるよね、とか腰が痛くなるよね」という方は、リュックの背面の長さを調節できるリュックにしてみてはいかがでしょうか?

フリーフロートヒップベルトシステムでストレス軽減

ヒップベルトはフリーフロートヒップベルトシステムと呼ばれるもの。

ハイカーが足を上げるのに合わせてヒップ・ベルトが旋回して動き、腰回りにスムーズにフィットして浮き上がるような感覚をもたらします。

https://www.gregory.jp/tech/free_float

ヒップベルトが優しく腰を包み込み、足の動きを妨げません。

フィッティングを高めるベルト・ハーネス

やっぱり、グレゴリーはベルトやハーネスがしっかりしているので、体に開いやすいです。

リュックを体に合わせるときは下から順にストラップを締めていきます。

幅広なウェストベルトを締めると、体とリュックが一つになる感覚がグレゴリーらしいです。

ショルダーベルトを調節。ヒップベルトでしっかりと荷物を支えているので、方への負担が少なく、きつく締めなくても大丈夫。

移動可能なチェストベルト。

最後に肩の上のスタビライザーを程よく引き寄せれば完成です。

グレゴリー ズールの使いやすい各パーツ

グレゴリー ズール55のリュックは使う人のことを考えた、細かな使いやすい機能がたくさん散りばめられていて、使っていて本当に快適だなと感じます。

ポケット類も必要十分にある

ヒップベルトの両サイドには大型ポケットがあります。

公式サイトではスマホを入れられるとありましたが、私が使っている6.3インチ(タテ17cm×ヨコ14cm)は入りませんでした。

私は片方には行動食を、もう片方はくず入れとして使います。

サイドポケットは上部からだけではなく、サイドからも水筒などを出し入れすることができます。

これなら体の硬い私でもいちいちリュックを降ろさずに水筒を出し入れできます!

雨蓋のポケットは大型な1気室タイプです。

雨蓋の裏側にも大型のポケットがあります。ココには付属のレインカバーを収めることができます。

リュックのフロント側には大型のストレッチメッシュタイプのポケットがあります。

濡れたレインウェアや濡れてしまったテントのフライシートなどを入れてもいいですね。

グレゴリー ズールの容量はどのくらい?

思っていたよりもたっぷり入るグレゴリー ズール55の荷室。

試しに「夏山の低山・最低気温10℃前後・1泊2日テント泊縦走」を想定して荷物を詰め込んでみました。

かさばりがちなテント・シュラフ・マット・アンダーシートを全部入れてもまだ余裕があったので、装備次第では2泊3日も行けそうです。

フロント側はU字を描くようにオープンするので、テント場に付いたら一気に中身にアクセスできます。

奥底にしまい込んでいるテントもいち早く出すこともできます。

ボトムにもジッパーがあり、ココから内部にアクセスすることも可能です。

また、ボトム部のストラップに銀マットを取り付けることもできます。

荷室にはハイドレーションを仕込むことも可能。専用のポケットもあります。

荷室を開けるときは片手でワンアクションで開閉が可能なので、スムーズに荷物にアクセスできます。

トレッキングストックを取り付けるアタッチメントは片側のみの仕様です。

グレゴリー ズールのココが気になった

完成度の高いグレゴリー ズール55ですが、使っていて気になったところもいくつかありました。

歩いているとヒップベルトが徐々に緩む

歩いていると徐々に動かされて、ヒップベルトが緩んできます。

1時間に1度程度ですが、そんなときは再度締め直せば大丈夫です。

それでも気になるときは、余っているベルトを後ろに回し込んで下に垂れないようにすると、ストラップのフリクション(抵抗)が高まって緩まなくなります。

女性には専用設計の「ジェイド」

グレゴリーには体格の違いから女性専用のモデル「ジェイド」もあります。

ウィメンズモデルの特徴って
・女性の肩幅に合わせ、ショルダーハーネスの取り付け位置が狭い
・バストへ干渉しないように細く、適正な角度で備えつけられている
・男性より身長が低いため、女性に適した背面の長さでデザイン
・丸く幅広い骨盤を包み込むようにフィットするウェストベルト

引用:グレゴリー https://www.gregory.jp/fit/womens_fit

女性の方はこちらですね。

ブログレビューまとめ:グレゴリー ズールは軽くフィット感最高で人気があるのも頷ける

背面にメッシュパネルを大胆に施し、背中のムレを軽減することに成功したグレゴリー ズール55

しかも、グレゴリーらしいフィット感も決して妥協せず、そのうえ軽量&頑丈性も申し分ありません。

夏山の縦走や、スピードハイクで汗をかきやすい方にはぴったりのリュックだと思います。

ポケットの使いやすさや、リュックカバーも付属しているところなど、細かいところに気が届くなというのがグレゴリーのリュックの良さです。

そのへんもバックバック界のロールスロイスと言われる所以なのかもしれません。

ぜひ、グレゴリーのズールを試してみてくださいね。

登山リュックのおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

グレゴリーの登山リュックおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

50lクラスの登山リュックをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

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